野球向けの肩甲骨を作る!可動域を広くする簡単ストレッチ方法
野球が上手くなりたい、しかも怪我をせずに上達したいというのは全ての野球人にとって共通の願いです。
野球をする前に時間をかけてストレッチをするのは当たり前ですが、元々怪我をしにくい、柔軟な関節を作ることができたら尚良いはずです。
そのための方法をいくつか挙げてみます。野球の基本動作である投げるという行為ですが、肩周り、特に肩甲骨の柔軟性は最も重要です。
ここの可動域が広がれば、速く強い球を投げられるようになるだけでなく、故障もしにくい肩になります。
肩を動かすのと肩甲骨を動かすのは似ているようで違います。
意識をどちらに持っていくかでずいぶん違ってくるので、常に肩甲骨をイメージしながら行うのがコツです。
1)まず、上下に動かしてみます。両手をだらりと下げ、ゆっくりと上に持ち上げます。15秒から20秒上げて、だらりと脱力します。これを3回繰り返しましょう。
2)上下に動くことを確認できたら次に、前後に動かしてみます。背中を丸めて左右の肩甲骨を広げていくイメージで手を前に組みます。これもゆっくりとやりましょう。
3)十分に離れる感覚がわかったら、体ごと左右に振ると良いです。もちろんゆっくりです。より広がるのがわかるかと思います。
次は逆のストレッチです。胸を張り背中の真ん中の肉を両サイドから潰していく感じです。同じく時間をかけてゆっくりやって下さい。周りの筋肉や骨周りが柔らかくなってきた感覚があれば成功です。
このような、感じでも良いと思います。
今度は動きの中で可動域を広げていきます。スポーツタオル程度の長さのものを両手で持ちます。最初は端と端でいいです。
体の前で持ったタオルを頭の上を回して背中側まで待っていきます。できれば肘は曲げずにやってみて下さい。どうしても無理なら最初は少し肘が曲がってもかまいませんし、もっと長いものを持ってもいいです。
慣れてきたら少しずつタオルの内側を持って同じように回して下さい。両手の間隔が狭いほどストレッチ効果は上がります。これら全てを、息をゆっくり吐きながらするのがポイントです。その方が筋肉の緊張が和らぎ、より効果的です。
そのあと、このようにして、できましたら、下の動画のように肘をまげて、肩甲骨の運動とセットにしてやるのも良いと思います。
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