MENU

野球の投手、1回の試合でどれぐらいの疲労がたまる?

目次

ポジションごとのエネルギー消費: 投手がトップランナー

あなたが想像するよりも、野球のポジションによって消費するエネルギーの量は大きく異なります。

エネルギー消費の最も多いポジションは実は投手です。次に多いのは捕手、それに続くのは内野手で、最も消費が少ないのが外野手となります。

投手のエネルギー消費が多い理由

投手が他のポジションよりもエネルギーを多く消費する理由は、ボールを投げる動作自体が大量のエネルギーを必要とするからです。

これは瞬発力を使って投げる動作が陸上のクラウチングスタートに似ているからと言えます。さらに、投手はストレッチやキャッチボールだけでなく、牽制球や投球練習なども行うため、その分だけエネルギーを消費します。

投手の精神的な負担

エネルギー消費の話だけでなく、投手には精神的な負担も大きいです。

例えば、一試合中にバッターが打席に立つ機会は約10回ですが、それに比べ、投手は1球ごとにプレッシャーを感じることになります。この精神的な負担も投手の疲労を増加させる要素の一つです。

内野手と外野手のエネルギー消費の違い

内野手と外野手のエネルギー消費にも違いがあります。

外野手の疲れが比較的少ないのは、打球が飛んでくる頻度が低く、守備における捕球態勢に時間があるためです。一方、内野手は即座に捕球する必要があり、それゆえに疲れも外野手よりは多くなります。

ポジション別に見た野球で消費するエネルギーにおいて、どのポジションが一番消費するかご存知でしょうか。

実は投手が一番エネルギーを使います。次に使うのが捕手、その次が内野手、最後が外野手です。

その差はかなりあり、投手の消費エネルギーは外野手の2倍以上あります。

これを見ればわかるように、いかに投手が疲労のたまりやすいポジションか大変よくわかります。捕手もわずかに低い値でしたが、こちらも相当疲労するポジションです。捕手のあの姿勢は普通に立ってるより疲れますから当然といえます。

でッチボールをしたりしますが、当然投手もそれをやった上で、かつ、そういったこともします。だから疲れるのです。

同じ1試合でも投手の疲労度は差がある!

投手の疲労度の差と試合運び

同じ1試合でも、投手の疲労度には大きな差があります。

特にプロ野球では、完投する投手は少なく、100球程度を投げたら交代するという分業制が一般的です。これにより、投手が体力を過度に消耗するのを防ぐとともに、チーム全体としてのパフォーマンスを最大化しています。

疲労度と試合の状況

また、同じ投球数でも、試合の状況によって投手の疲労度は変わります。

ピンチを抱えて100球を投げることと、スムーズに投げて100球を投げることでは、その疲労度は全く異なります。選手は観戦者が感じる以上に肉体的、精神的な疲労を感じることになります。

重要な試合での投手の疲労度

重要な試合、例えば日本シリーズのような短期決戦では、投手の疲労度が更に重要となります。

このような試合では、投手が無理をしてでもマウンドに立つことが求められます。しかし、長いシーズンを考えると、このような無理な投球は避けるべきです。

疲労のケアとチームのパフォーマンス

野球の世界では、選手の疲労を如何に管理するかがチームのパフォーマンスに大きな影響を及ぼします。

選手がシーズン開幕から全力でプレーすると、夏場になって体力が尽きてしまうことがあります。それを防ぐためには、疲労のケアと適度な休息が必要です。

疲労ケアの重要性

疲労のケアは選手の現役生活やチームの成績を左右するほど重要です。

適切なケアがなされていれば、選手はシーズンを通じて一定のパフォーマンスを保つことができます。しかし、無理をしてしまうと、夏場になってからパフォーマンスが急に落ちることもあります。

高校野球と疲労のケア

高校野球でも、エース級の投手を数人育成することで、投手の疲れを蓄積させないようにする工夫が見られます。

特に夏の甲子園では、準決勝や決勝で打たれる投手の多くは、蓄積された疲れが原因となっています。このように、疲れのケアは勝負の分かれ目となるのです。

少年野球におけるピッチャーの疲労管理も非常に重要な課題となります。特に、子供たちはまだ身体が成長途中であるため、適切な休息とケアをしなければ怪我や体調不良につながる可能性があります。

学童・少年野球でのピッチャーの疲労管理

少年野球では、大人の野球と比較して特別な配慮が必要となります。子供の成長期においては、過度なストレスや疲労が身体の発育に悪影響を及ぼす可能性があるからです。

投球数の制限

一つの方法として、投球数の制限があります。

これは、子供の投手が一日あるいは一週間で投げることができる球数を制限し、その結果、腕や肩に過度な負荷がかかるのを防ぐためのものです。学童ですと75球、少年では85球程度に制限が明確に設けられており、他の地域でも採用されている場合があります。

しかし、この投球数はあくまでも試合時の投球数であり、その前に練習等の投球数は含まれませんので、指導者や保護者はその辺りまで気を配る必要があります。

適切なストレッチとウォームアップ

また、適切なストレッチとウォームアップも疲労管理にとって重要です。

これにより、筋肉の緊張を和らげ、投球中の怪我を防ぐことができます。特に試合前のウォームアップは、投手のパフォーマンスを向上させ、疲労を軽減する効果があります。

休息と回復期間

最後に、休息と回復期間の確保も重要です。特に、子供たちは大人と比較して体力の回復に時間がかかるため、一定の休息期間を設けることで体力を回復させ、疲労による怪我を防ぐことができます。

以上のように、少年野球におけるピッチャーの疲労管理は非常に重要で、それぞれのチームや指導者が適切な対策を講じることが求められます。

  • URLをコピーしました!
目次