全てのピッチャーがアイシングを必要とするのか?

 

最近は学童野球からプロまで、野球を見ていると観ていると、投げ終わったピッチャーが「アイシング」をしているのを見るのが普通の光景となりました。 
 
多くの投手がやっているものではありますが、実は必ず必要というわけではないという意見もあります。

 

 

例えば、49歳まで現役を続けていた山本昌さんは、現役時代にアイシングをしないことで知られております。ただ、それには深い理由があるわけではないようで、ご本人は「何となくしない」と答えております。でもそれで49歳まで現役を続け、数々の最年長記録を塗り替えました。アイシングが必ず肩のケアに必要というわけではないことを証明したことになります。

 

 

また、私が効いた限りでもすべてのプロのピッチャーがアイシングをしているわけではありません。

 

 

じゃあどうやって対処していたのでしょうか。走れる時に走ること、そしておかしいと思ったら早めに処置をすること、実はたったこれだけです。下半身を鍛えること、そして異変を察知する能力、これが一番投手にとって必要なことなのかもしれません。

 

そもそも何故アイシングをするのでしょうか?

 

これは、投げ終わった後というのは、ひじや肩の筋肉は軽く炎症している状態になります。
また、酷使することで、ひじや肩に乳酸がたまります。その炎症が全体に広がらないように、そしてたまった乳酸を流すために、素早く冷やしてケアをするというのが目的なのです。

 

 

ただ、中にはアイシングが合わないという人もいらっしゃいます。筋肉を冷やしてしまうことで、筋肉が固まってしまい、怪我をしやすくなることもあります。普段は柔らかく、力を入れたら固くなるのがいい筋肉と言われております。しかし、アイシングをすることで、普段から固くなってしまうこともあるのです。

 

長くスポーツ業界では、患部へのアイシングは必須とされてきておりました。確かにスポーツ医学、あるいは科学的な見地から、効果があることは間違いありません。しかし中にはアイシングが合わない人もいる、というのが現実です。

 

大事なことは、そうした常識にとらわれないことです。

 

「みんながしているから、何となくする」というのではなく、なぜアイシングをする必要があるのか、しっかりと把握した上で行いましょう。そうすれば、自分にとって必要なのか、そうではないのかの切り分けをすることができるのです。

 

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